2006年09月26日

小泉八雲と山陰

 2月19日加筆
 今日9月26日は小泉八雲=ラフカディオハーンの命日にあたります。(奇しくも筆者の次女の誕生日でもあります。ちなみに長女は上・下賀茂神社の葵祭りの5月15日生まれでこちらも縁の深い日です。)そして本日、偶然にも小泉内閣最後の日となり、安倍内閣誕生の日となりました。
 八雲は日本の各地に住居を移しましたが、中でもお気に入りは山陰・島根、とりわけ隠岐でした。古神道の学派の中には、日本を世界の雛型、とする見方もあります。国粋主義に傾いてはならないので、あまり過大に評価しないほうがよいと思われますが、実は世界の大陸の地形と日本および台湾の地形が世界の5大陸を示しているというのです。すなわち、北米大陸が北海道、台湾が南米大陸、ユーラシア大陸が本州、アフリカ大陸が九州、オーストラリア大陸が四国、というふうに照応している、というのです。確かに似ています。アメリカは移民の国であり、北海道や、台湾もある意味ではそれは当てはまりそうです。ユーラシア大陸では、ベーリング海峡と津軽海峡辺りの地形、伊豆と富士山とインドとチョモランマの位置関係、地中海と瀬戸内海、紀伊半島とアラビア半島など、相似した地形には本当に驚きます。そして、隠岐はなんと小泉八雲のルーツ、イギリス、アイルランドとあまりに酷似しているのです。本能的に八雲はルーツであるアイルランドの雛型の地に惹かれていったのではないでしょうか。
 山陰の人にとって、八雲は忘れえぬ恩人です。筆者の思いの中にも八雲は生きていて、おそらく郷土に関心を寄せているのも、このようなブログを作っているのもその影響であると思います。特に山陰にはそういう思いを持っている人は多くいるのではないでしょうか。俳優の佐野史郎さんが八雲の大ファンであるのは有名ですし、ひょっとして水木しげるさんもそうなのではないでしょうか。なんと、「まことちゃん」や恐怖漫画でおなじみのの楳図かずおさんも八雲を大先生と評しています。 
 筆者も数十年来の八雲愛好家で、数年前には『鏡の乙女』の舞台のひとつ、三重県の大河内大明神を探索に行ったりしたものです。 龍の住んでいた井戸のあった場所は京都市上京区の出町柳の近くだったように思われます。
 八雲がこよなく愛した古き良き日本の伝統が、八雲の目の前で次第に姿が消えつつあることに警鐘を鳴らしていました。その思いが、現代のわれわれにも受け継がれていくべきだと思います。
 


posted by yakamihakuto at 12:49| Comment(2) | TrackBack(1) | カテゴリ無し | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
小泉八雲の怪談は戒めが書かれているように思います。

痛い目にあう。今の教育にかけていることです。
Posted by you_saku at 2006年10月03日 00:36
 確かに、教訓的なものもあります。悪いことをしたら必ず報いがある、お天道様が見ている、という観念が欠けてしまっていることが乱れの原因の一つのように思われます。
 『怪談・奇談』は西洋のホラーやその影響を受けた現代の日本のホラー物とはぜんぜん異なる価値あるものです。再話ではなく、八雲が元の素材を文学的に、そして八雲の価値観で描き直していていることも見落としてはならないことです。
Posted by 八上白兎の小使い at 2006年10月04日 11:39
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