2008年06月15日

久々の伊勢参宮

 久々に伊勢両宮へ参宮してきました。
 八上の天照大神伝承についての調査を進めて以降、初めての参宮でしたが、筆者はなんとなく以前参拝していたときとはまた違った観点から神宮に接しているように思いました。
 
 第62回伊勢神宮遷宮を5年後にひかえて、次第に準備が進みつつある神宮です。さすがに前回の遷宮から15年目で、神殿は神寂びた味わいを出しています。一部の神殿の茅葺の屋根には草も生えたりしていますが、神宮ではそれら一切に手を加えないようです。
天武天皇の詔によって、遷宮を20年ごとに行うことが決められ、戦乱の世などを経て、一時的に中断を余儀なくされたこともあったものの、現在に至るまで日々の祭祀はもちろん、遷宮という一大事業が継承されていることは奇跡的なことです。
 その周期が20年であることにもうなずけます。
 神宮で使われた古材は、その後、全国各地のお社などで再利用されており、また、用材を切った後に出る木材の断片も神宮大麻やその他の神具の製作に使われており、実に無駄のない使われ方が徹底されています。
 そのような在り方に、現在問題となっている、循環型の物資の活用の基本理念が示されています。日本では本来昔から実践されてきたことです。
 外宮 古殿地
 平成25年にこの地に新しい正殿が建てられます。

外宮 古殿地












 神道五部書では天照大神の荒御魂は別名瀬織津姫命であり、西宮地名のもともとの由来である広田神社、その祭神と同じ神が祭られています。
 熱心な団体が神殿の前でご祈祷されていました。

内宮 荒祭宮











  心が洗われる五十鈴川です。

五十鈴川















 天の真名井は別名天の忍穂井(おしほい)とも呼ばれ、高天原から地上に降ろされた神水の湧き出るところです。
 八上姫の御子も御井の神です。何か関連することはないのでしょうか。日本海側にはかつて真名井信仰があったということを丹後一ノ宮の籠神社の神職の方から聞いたことがあります。
 島根、鳥取、丹後半島、舞鶴にかけて、確かに真名井の名のつく地名や湧き水の出るところ、神社が複数あります。昔はきれいな水のあるところにしか人は集落を作ることができませんでした。農産物も育ちません。

下御井神社

posted by yakamihakuto at 22:13| Comment(0) | TrackBack(0) | 瀬織津姫 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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