2009年01月22日

和魂洋才 和魂漢才

  
 和魂漢才は菅原道真公の有名な言葉です。和魂洋才は明治期、欧米列強に伍するためのスローガンとして使われたようです。
 歴史学者の上田正昭氏は、よく、著書で和魂洋才のことを述べておられますが、現代の日本人は、もはや、和の心を忘れ去って洋魂洋才になってしまっている、と指摘されています。確かにそのとおりです。
 教育においても、神道のことが語られることがなく、テレビ番組でも、これまで神社について取り上げられることはほとんどありませんでした。しかし、年末年始ごろには筆者は見逃しましたが、「世界不思議発見」で特集がなされたり、養老孟司さんやビートたけしさんが、伊勢神宮を参宮したときのドキュメント番組などがありました。
 エジプトのピラミッドについてもよく取り上げられますが、先ずはお膝元の日本でほとんど研究が手付かずの状態で、今も信仰の対象となっている10万もの神社の存在の謎のほうが奥深いものがあります。
 
 食生活にしても、欧米化してしまい、そのことから現代病=生活習慣病が蔓延しているとも言われます。アンチエイジングのためにも、自然環境破壊を止めるにも野菜中心の食生活が有効なのですが。
 日本人はほんの数十年前までは日常の食卓で、獣肉を頻繁に食べることなどなかったのですが、今ではごく当たり前となっています。これに関しても、ホツマでは明確に天照大神が肉食の弊害を説かれているのですが、記紀によって見事にかき消された、と見てよいでしょう。
 
 ところで、09年センター試験英語の問題の中にアインシュタインが晩年に1年間ベジタリアンになったことが問題文にありました。別の問題のところでも、有名なYou are what you eatというセンテンスが紹介され、その意味を並べ替えで問うものもありました。もっともこの言葉はさまざまに受け取る側によって解釈されています。
 筆者はこれを読んで、問題作成者の中には、食のことに敏感になっている人がいるのだと確信しました。
 センター試験ですから、受験者の中で特に感性の鋭い人には、大きな好ましい影響を及ぼすことでしょう。
 
 英語の教材などを見る機会があるのですが、その問題文や例文の中に、好ましくない内容が少なからず含まれていることに気がつきます。
 たとえば単語を覚える例文として「It is easy to deceive people.人を騙すのは簡単だ。」などというものが平然と掲載されているのを見て驚きました。そのテキストには他にもいくらか問題と思える表現が使われています。作成者の思想性が表れたものでしょうが、数十万から数百万の多くの生徒がこれを読み、暗誦し、潜在意識に刻み込まれていくことを考えると、これはよからぬことであるとは思いませんか。数十年前ならば、このような文は見過ごされることはなかったでしょう。
 IQのみを必死に鍛えて、EQに欠ける人たちが主流をなす社会は必ず衰退していくでしょう。日本人の情緒性の高さを取り戻さなくてはなりません。和魂洋才、いや、今となっては和魂和才で国を立て直すことが大切です。
 
 昨日200万人もの群集の前で就任したオバマ氏には期待したいところです。彼なら大変革をやってくれそうです。大きな邪魔が入りませんように。

posted by yakamihakuto at 11:12| Comment(0) | TrackBack(0) | カテゴリ無し | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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