2009年05月14日

八頭町観光ガイド

 今年3月に、「八頭町観光ガイド」というパンフレットが完成しました。このブログのコメントに寄稿してくださるかぎやさんから頂戴しました。ありがとうございます。
 デザインや写真のアングル、処理がまことに巧みで、八頭町のイメージアップに大きく貢献するものとなっています。今まで作成された中でおそらく最高のできばえといえるのではないでしょうか。
 これは八頭町産業課、八頭町観光協会が作成されたものです。
 そのデザイン性の高さもさることながら、内容が斬新です。
 なんと史跡名所のコーナーでは「白兎の伝承」散策、と題して、八上の白兎神社3社と波ウサギのある寺社が紹介されています。少し前までは、考えられなかったことです。
 八頭町、八上は本当にすばらしい歴史と遺跡を残しています。これは司馬遼太郎氏も指摘していたことで、筆者も以前紹介したことですが、因幡は本当に古いものを大切に残しているところです。
 そのおかげで、記紀の神話を覆しかねないような独自の神話伝承とそれに基づく遺跡や地名が多く残っているのです。それらの価値はもちろん、記紀ではわかりません。
 しかし、偽書扱いされているホツマによってその価値が明確に表れるのです。これも実に不思議なことです。ホツマなど、学会ではまったく相手にされていないのですが、全国各地の記紀に記されなかった神話伝承を丁寧に調べていくと、ホツマの記述に近いものが多く得られるのです。
 八上の伝承、遺跡はかなり近い将来、全国から大いに注目されていくこととなるでしょう。
 八上の皆さん、因幡の皆さん、その価値をしっかり再確認しましょう。皆さんのルーツをたどると天照大神直系の血統であるだろうことも改めて再認識しましょう。
 そして、八上姫は八上の一部地域ではなく、因幡の白兎と同じく、因幡全体をご活躍の舞台とされていた、とみなすのが妥当でしょう。
 筆者は神話時代の八上姫の出生地は八上、八頭町宮谷、ご活躍の舞台は因幡、伯耆、出雲、奥都城は八上、河原町曳田ではないかと推測しています。
 この八頭町観光ガイドの良い点は、その範囲を八頭町のみに限定しようとしていないことにあります。
神話伝承時代の八上や因幡、山陰を現代の行政区画で割って、他の地域との関連を捨象してしまっては、神話伝承の意味が、遺跡の意味が不明となるのです。その枠を超越しようとする志向性が、この「八頭町観光ガイド」にあることは、また大いに評価されるべき事である、と筆者は思います。


posted by yakamihakuto at 00:21| カテゴリ無し | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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